第1話 ゼロからのスタート2007年1月6日
海堂高校をやめた吾郎は、旧友・小森たちがいる三船高校の野球部に入るつもりだった。だが、夏の大会予選の三船高校の試合を見て考えを変え、ほかの高校の編入試験を目指すことにする。
そんな吾郎に、母・桃子は「勝手やった自分の学費は、自分で稼ぎなさい」と厳しい。そこで編入が決まるまでの間、吾郎はアルバイトを始めたが…願書を出した高校から、編入を拒否されてしまう。拒否の理由に海堂高校が関係しているらしいと知った吾郎は、海堂二軍監督の静香に会って事情を問いただす。
第2話 新しい仲間2007年1月13日
通学中に突然、目の前に現れた吾郎から、聖秀高校に入って野球部を作ると聞いた清水は、うれしさ半分、心配半分。クラスで吾郎に一目ぼれした中村は、「マネージャーになってあげる」と積極的にアタック。吾郎は7人の男子生徒を野球部に誘うが、誰ひとり野球に関心を持っていないことに驚く。
そんな中、好きな清水を振り向かせられるかもしれないと考えた藤井が、「野球部に入ってやるからオレをエースで4番にしろ!」と、吾郎に勝負を挑んできた…。
第3話 父から子へ2007年1月20日
今シーズンは負け続きの吾郎の父・茂野。気晴らしをして朝帰りもしばしば、それで桃子も機嫌が悪い。
吾郎は理事長に野球部設立をかけあうが、まずは同好会として承認し、正式な部として認めるかどうかは今後の活動次第だと言われる。そのころ藤井は田代たちから、「神奈川には海堂高校があるから、吾郎の計画は不可能だ」と笑いとばされていた。
前途の多難さを思いながら帰宅した吾郎は、酔って寝ていた父から、桃子が家を出て行ったと聞き…。
第4話 無謀な賭け2007年1月27日
野球部の顧問・山田のつてで、強豪・帝仁高校と練習試合をすることになった吾郎たち。吾郎のボールは帝仁選手たちの度胆をぬき、バットに当てることすらできない。
だが、田代が「清水がキャッチャーで公式戦は戦えない」とクレームをつけた。そこで藤井がキャッチャーをやると名乗り出たものの、吾郎の剛速球はどうにも捕れそうにない。
吾郎が“技”を見せて試合はなんとか続くが、本来の球威とコントロールが出せない吾郎をみて、帝人打線もバットを当ててきた。ところが、ここで田代が思いがけないプレーをする…。
第5話 俺たちのグラウンド2007年2月3日
清水と藤井のプレーで、同点に追いついた聖秀。そこでまた、田代が文句を言い、清水と口論に。そのとき「もう無理にチームに入ってくれとは頼まない」と言い出す吾郎。「ではなぜ無謀な賭けをしたのか?」と顧問・山田が問うと、吾郎は自分の正直な思いをみんなに告げる。
吾郎の剛球を受けていた藤井の手がはれあがり、これ以上キャッチャーを続けられなくなった。しかたなく試合をやめようとする吾郎たちに、田代が言ったひとこととは?
…試合が終わり、一応チームはできたが、練習をするグラウンドがない。学校とかけあい、校舎屋上に土を運び込んでグラウンドにする許可を得た、という山田。やむなくひとりで土運びを始める吾郎だったが…。
第6話 それぞれの選択2007年2月10日
グラウンドを完成させた吾郎たちの前に、突然、臨時コーチとして吾郎の父・茂野と横浜リトル監督・樫本が現れる。樫本が選手たちに有無を言わせずノックを始め、茂野は「やる気がないやつはやめろ」と言い放つ。それを聞いた藤井以外の6人は、グラウンドを立ち去ってしまう。
無茶なやり方に抗議する吾郎に、茂野は「自分以外に守るべきものがない人間に栄光はつかめない」と諭す。意味が分からない吾郎。
意気消沈した吾郎は、近所のバッティングセンターで1年生の3人が遊んでいるのを目にする。「野球が嫌いでやめたんじゃないのか?」と聞く吾郎に、3人の答えは…。
第7話 突然の訪問者2007年2月17日
やる気を試した茂野のテストに、全員合格した聖秀の選手たち。翌年の春までに大会予選を勝ち抜けるチームにするため、茂野と樫本のコーチのもと、猛練習が始まった。
そんなある日、グラウンドに見知らぬ少年が現れる。練習を見ていた少年に「草野球以下」だと言われて腹をたてる藤井。さらに少年は、吾郎に勝負を申し出る。自分を三振を取れたら、ここに来た目的を教える、と言うのだ。
挑発に怒った吾郎の全力投球を、少年は打ち返す。そこへ清水がやってきて、少年に「もう来てたのか」と語りかける。
第8話 江頭の陰謀2007年2月24日
顧問・山田が決めてきた練習試合の相手は、あの海堂高校の2軍! 試合の前、海堂2軍監督・静香から「試合の指揮をとる江頭の企みに気をつけろ」と警告される吾郎。
相手のピッチャーが、昨年の海堂1軍エース・榎本に似ていると気付いた吾郎に、大河は榎本の弟だと教える。一方の海堂2軍ナインも、吾郎が昨年の壮行試合で海堂1軍を倒したピッチャーであると、江頭から知らされていた。
1回裏、吾郎はいきなり海堂打線から連打をあびる。内山や藤井のエラーも出て、ピンチの聖秀。だが、この練習試合については、実は聖秀側にも思惑があったのだ。
第9話 エース不在2007年3月3日
海堂2軍との練習試合中、1塁ベース上のクロスプレーで足にケガをした吾郎。医師の診断結果は、厳しいものだった。全治3か月、もちろん夏の大会予選出場は絶望というのだ。
吾郎の病室に、江頭が見舞いにやってきた。うわべは「お気の毒に」と言う江頭に向かって、吾郎は自分の決意をキッパリと宣言する。
聖秀高校では、吾郎のケガの状態を知ったナインががっくりしていた。そのまま帰ろうとする藤井を、中村が「誰も見舞いに行かないのは冷たい」と責める。ひとりで病院に行った中村は、病室でトレーニングする吾郎の姿を見て…。
第10話 伝染する闘志2007年3月10日
夏の大会予選の組み合わせが決まった。1回戦の対戦相手・陽花は、強いとはいえないチーム。吾郎を温存しても勝てそうだと喜ぶ聖秀ナイン。
そこへ吾郎がやってきた。一見、完全に回復したような速球を投げ込む吾郎だが、顧問の山田は、1回戦の先発は大河にすると告げる。抗議する吾郎に、「医師から診断書をもらってきたら、先発させてもいい」と言う山田。何も言い返せない吾郎。
試合の日の朝。「どうせ投げられないのだから」とごねている吾郎を、藤井と田代が無理矢理球場へ連れて行く。球場で、山田が吾郎に言ったことばは…。
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